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発達障害の種類は主に3種類。自閉症・ADHD・学習障害。混ざることもあるよ。

今回は発達障害の種類についてを書いていきます。


発達障害は主に3種類があるんですが、重複しているパターンもあるので、実際には割とややこしいんですね💭💭



加配・障がい児療育の仕事をしている保育士の私の視点で、初心者さん向けに、分かりやすく書けると良いな。と思います。



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発達障害の種類は主に3種類。自閉症・ADHD・学習障害。分かりやすく書いてみます。


発達障害の種類について、今回はなるべく分かりやすく書いてみようかな、と思います。



発達障害ですが、【発達障害】っていうワードや、【自閉症】っていうワードは知ってる方も多いですが、


発達障害は3種類あるということまで知ってる方は、一般の方では、なかなか少ないと私は思います。



発達障害は、主に、この3つに分けられます。


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自閉症スペクトラム 【ASD】


注意欠陥・多動性障害【ADHD】


学習障害【LD】



英語表記だと、どれも似てるので日本語で覚えたほうが良いですね。笑




これらの特性をざっくり書くと、


(特性とは、その特徴的な行動や心理のことです。特性があることが悪いことという意味ではなく、本人がその特性に困っている場合は、療育などのアプローチが有効です。)





自閉症は、特定のおもちゃだけに熱心に遊んだりする«こだわり»や、人への興味というコミュニケーション面への特性があります。



注意欠陥・多動性障害は衝動性の特徴があり、大人になってから診断される場合も多いです。ちょっとしたミスが多く、それに自己嫌悪を感じる方などがいます。



学習障害は、読み・書きなどの学習面で困難がでてくるものです。




※発達障害の自己判断、保護者判断はできません。

発達障害は、発達検査を受けDQの測定(またいつか説明したい)や、小児発達専門医の受診などが必要になります。


(大人の場合は、心療内科で発達検査を受けられるケースもあります。)


発達検査は、定型発達の上に、特性として現れるものなので、受診をして、判断することになります。





そして、この
自閉症スペクトラムと、注意欠陥・多動性障害が混ざることがかなり多いです。





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アスペルガーって聞いた事ありますか?それは自閉症スペクトラムになりました。


ということで、発達障害には、自閉症スペクトラム、注意欠陥・多動性障害、学習障害の3種類ある。という話をしたのですが、、、、、




アスペルガーという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。



これ、自閉症スペクトラムの1つなんですね。


(発達障害の名称が途中で変更になり、自閉症スペクトラムになった。)



自閉症スペクトラムには、


カナー型自閉症

アスペルガー症候群

高機能自閉症


と、また3種類にわかれます。


なかなかの難しさですね💦

なので、このあたりの説明も、また別に書こうと思います。



発達障害の診断よりも、【何に困っているか。】を療育でフォローすることが大切。


さて、私は保育士として、児童発達支援や放課後デイサービス、加配保育士として働いています。

(このあたりの療育施設の違いも、また説明します。)



療育施設で働く私は、たくさんの子ども達と接してきましたが、感じていることは、発達障害の診断名はそれほど重要ではない。ということです。


本人が何に困っているか、保護者の方が何に困っているか。


困っていることがあるか。


これを明らかにすることのほうがよっぽど大切で、

そこに、療育はアプローチしていくことができます。



まずは本人、保護者の方の話を聞くこと。日常を知ること。


発達障害は、発達障害そのものというよりも、


発達障害を持つ本人が、「何かがうまくいかない。」であるとか、「なんだかずっとムシャクシャする」であるとか、難しさを感じている場合があります。



また、まだ話せないような幼児の場合は、保護者の方が育てにくさを感じていたり、「誰に相談して良いかが分からない。」というケースもあります。


なので、障害名の診断がついたことよりも、

いま何か困っていることがあるか、を聞いて、これを療育でケアしていくことになります。