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普通のハイハイをするけどシャフリングベビー。なぜ?を説明します。

発達障害の仕事につきながら自身も育児中の保育士うたです🙌 今回は【シャフリングベビー】についてを、かなり細かく書いていこうと思います🙌

専門用語で分かりにくいところがありましたら、加筆するのでコメント欄から教えてください🙇‍♀️


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普通のハイハイをするけどシャフリングベビー。なぜ?を説明します。


座った姿勢で前進する赤ちゃんのことをシャフリングベビーと言います。

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なんですけど、座った姿勢でハイハイしないのに、【シャフリングベビー】の可能性あり。と言われたり、

単にハイハイの時期が遅い、つかまり立ちの時期が遅いことで【シャフリングベビー疑い】と言われることもありますし、


普通にうつ伏せでハイハイもずり這いもできてるのに、シャフリングベビーと言われることもあるんですね。


ここまでくると、【シャフリングベビーって何やねん!!】って思いますよねぇ💭💭


これですが、、

シャフリングベイビーは座ったままで移動する赤ちゃんだけを指す言葉ではないんですね。


これを今回は説明していこうと思います🙌


シャフリングベビーの本当の意味は、立つのが嫌、床が苦手な赤ちゃん

シャフリングベビーの本当の意味は、
立つのが嫌、床に立ち上がるのが嫌。という赤ちゃんです。


視覚的に分かりやすいことから、【座った姿勢でハイハイする子】のイメージになりがちですが、

座ったまま移動する子以外にも、シャフリングベビーと診断されることはあります。


また、シャフリングベビーの素人判断は難しく、医師の診断が必要です


というのも、赤ちゃんの内反足のような整形的な問題などを排除するためにも、医師の診断は必要なんですね。

なので、医師の診断なしに、【この子はシャフリングベビーだ】と思うのは、ちょっと早いわけです。



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シャフリングベビーとは座ったままで移動する赤ちゃん。けど、しない子もいる。

シャフリングベビーは座ったままで移動する赤ちゃんのイメージが強いですが、座ったままで移動をしない赤ちゃんもいます。


色んなシャフリングベビー
・普通にハイハイ、ずり這いする
・床に足を付けようとすると嫌がる
・つかまり立ちしない
・そもそもうつ伏せが嫌い
・立つのが嫌い

すごくすごーく個性的というか、ケースが多いんですね。


30人シャフリングベビーが居たとすれば、ほとんど経過が違うくらいに。。。


かつ、素人判断ではシャフリングベイビーに見えても、、医師からみれば単なる成長の遅れって場合ももちろん多いです。

(2.3ヶ月の遅れは本当によくあること。4ヶ月とかの遅れもあるある。)


しいといえば、脇をもって立たせようとすると、地面に足がつかないことはほぼ共通していきます。


なので、シャフリングベビーの診断には小児科の先生に見てもらうことが必要になります。🙌


シャフリングベビーでも後追いする子はするし、しない子はしない

シャフリングベビーと後追いですが、

シャフリングベビーでもハイハイする子はする、ずり這いする子はするので、これも普通の子として見ていって大丈夫です🙌


シャフリングベビーは親のせい?遺伝性が言われているけど母子手帳への記載なしのパターンが多い


シャフリングベビーは親のせい、部屋環境のせいなのか?というところですが、これも関係ないですね。

シャフリングベビーは日本では個性の域と言われています。


シャフリングベビーは遺伝することが多いことはかなり言われていますが、、、

シャフリングベビーの言葉自体が生まれたのが平成のころなので、親世代が母子手帳に書いてない(だから分からない)ことも恐らく普通にあるので、

なかなかハッキリ、遺伝だね。というのも、個人個人では難しいかな、と思います。


シャフリングベビーは歩かない?療育、理学療法とかは必要?まずは経過観察

シャフリングベビーは歩かないのか。療育は必要ないのか、ということについて、私は発達障害の仕事をしているので今回は書いていこうと思います。


シャフリングベビーですが、日本では個性の範囲内とされていて、1歳半~2歳頃に歩きはじめることが多いです


ただ、シャフリングベビーと診断された場合は、1歳半~2歳頃の歩き始めになるということは【やや遅い】ことも事実なので、小児科での検診回数の追加は必要になることが多いです。


いずれ歩くことが理由でシャフリングベビーと診断されただけでは、療育や、発達障害の診断もありません。

ほかの子ども達と同じように、発達障害の経過をみていく。ということになります。

(8人に1人が発達障害の時代なので、シャフリングベビーは発達障害にならない、とは言いきれないんですね。普通の子と同じように可能性はあります。)


あわせて読みたい

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シャフリングベビーは1歳半~2歳に突然立ったり、歩くことがある

先にも少しかきましたが、シャフリングベビーは1歳半~2歳頃に突然歩きます。

(とはいえ、シャフリングベビーが1歳半より前に歩くことも沢山あります💦🙌)


部屋でごろごろしていた赤ちゃんが、【なんか、いつの間にか歩いてる!!】これが典型的なシャフリングベビーの赤ちゃんの歩き始めです🙌


けど、普通の子よりも、若干、歩き始めの時期が遅い可能性があるので、検診回数を増やしたりするのもおすすめできるんですね🙌



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シャフリングベビーと発達障害、自閉症の関連は?あるとされてるけど、それはほかの項目もみます

シャフリングベビーと自閉症が関連づけられる、とされる研究結果も一部にあります。

ただ、
シャフリングベイビー=自閉症
ではなく、
傾向として、若干多くなる。という感じなんですね。


日本の発達障害児は8人に1人といわれていて、
シャフリングベビーであっても、シャフリングベイビーでなくても、発達障害になる可能性はあります。


かつ、発達障害の自閉症は特性とする【こだわり】がありますが、

それは、

偏食(特に食感での偏食に出やすいので、いろんな食べ物を食べるようになる1歳頃が目安)

おもちゃへの触り方(1歳3ヶ月ごろまでは赤ちゃんは舐めて遊ぶ子が多いので判断材料にしにくいですが、それ以降の遊び方)


などの行動のときに特性としてでやすく、そもそも自閉症はコミュニケーション能力の特性の発達障害です。


なので、シャフリングベビーだから発達障害ではなく、

ほかの子と同じように、長い目線で考えていくことが大切ですね。



ということで、今回はシャフリングベビーについてをまとめました🙌🙌