1歳児が他の子の使っているおもちゃを取る。オモチャの奪い合いをする
保育士のうたです。今回は1歳児が他の子が遊んでるおもちゃを取ってしまう、無理やり奪ってしまう。というときの保護者の対応方法のおすすめを書いていきます🙌
- 1歳児が他の子の使っているおもちゃを取る。オモチャの奪い合いをする
- 0歳や2歳でも、友達や年上の子のおもちゃを取るのはとてもよくあること
- 叱ったり、叩いても、1歳の子には効果が出にくい。大人が謝って、すぐにその場から抱っこで離れさせよう
- こども同士で上手く遊べるようになるのは3.4歳から。
- こどもの性格はそれぞれだし、おもちゃの譲り合いが会話で出来るようになるのは4歳頃から。
1歳児が他の子の使っているおもちゃを取る。オモチャの奪い合いをする
保育士のうたです。今回は、1歳児が他の子の使っているおもちゃを取る、奪ってしまうときの、保護者のおすすめの対応方法を書いていきます。
このおもちゃを奪う行動、保育園はもちろん、支援センターや児童館などで、めちゃくちゃよくあることなんですよねぇ💦
しかも、1歳の子はまだ話せない子が多いので、別の子が使ってるおもちゃを、無言でサッと取り上げる。
そこからこども同士の奪い合いになることもあるし…
遊んでたほうが諦めることもあるし…
遊んでたほうが年上の場合は、「どうしてー?!😩」って悲しんじゃったりしますねぇ。
というのも、1歳児って、まだまだ人と一緒に遊ぶのはド下手。おもちゃで遊んでるときは、自分とおもちゃの世界なんです。
なのでまぁ… いくらひとり遊びが上手でも、他の子と同じ部屋で遊んでるとトラブルが起きることは普通にある。
人の遊んでるおもちゃが気になれば、それを奪っちゃう子は割と多いんですね💦💦
1歳半くらいの子だと、お母さんや特定の大人に、「ちょうだい」と、「どうぞ。」でおもちゃを譲れる子もいるんですが、
こども同士は、、、ほんと、、、0歳1歳2歳の時期は、おもちゃを奪うトラブル多発です。
ということで、今回は、このシチュエーションや、対応方法を書いていきますね。
0歳や2歳でも、友達や年上の子のおもちゃを取るのはとてもよくあること
まず、1歳に関わらず、0歳や2歳の子でも、友達や年上の子、大人のもってるおもちゃや物を奪うことは、とてもよくあることなんです。
0歳とか、こうやってハイハイしてるときに、
おもちゃの近くにきて、年上の別の子が遊んでるのに、隣に突然にお座りして、サッと奪っていくので、0歳、意外とやるじゃん🤣って軽くビビりますよwww
2歳の子も、年下の子が遊んでるおもちゃとか(2歳なのに赤ちゃんに混じりに行って、ラトル奪うとかね💦)
年上の子が頑張って組み立ててたレゴを奪ったりしていきますねー。
(そして壊れて、3歳の子が泣いちゃう💦💦)
大人のカバンを引っ張ろうとしたりねぇ。。。
叱ったり、叩いても、1歳の子には効果が出にくい。大人が謝って、すぐにその場から抱っこで離れさせよう
さて、対応方法です。
大切なことを言いますが、1歳の子に、おもちゃを取ったからって手を叩いても、意味はありません。
1歳の子はまだ言葉の意味もそれほど分かりませんし、
叩かれても、下手すると【スキンシップ??】みたいに勘違いしてしまい、逆効果になることもあります。
1歳児が(0歳も)、他の子のおもちゃを取ったときの対応方法。
保護者が謝罪して、おもちゃを返して、その場から離れます。
1歳児、謝罪できないんで。
で、謝っても、その場に居たら、またおもちゃを取っちゃうんで。
1歳のこどもを、抱っこして、無理やり、離れた場所に移動させるのがおすすめです。
1冊、絵本をよんでみるとか、
短時間、外に出てみるとかですね。
で、気分転換させて、別のところの別のおもちゃで遊ばせて、こどもの気分もかえてあげます。
1歳くらいの子は、自分でおもちゃで遊びたい。
もしくは、自分と信頼してる人で、そのおもちゃで遊びたい。っていう年頃なので、
自分だけのひとり遊びは出来たり、
自分とお母さんとは遊べても、
知らない子と上手に遊ぶのは、出来ないって子がほとんどです。
なので、安心して1人で遊べるスペースに移動させる。
もしくは帰宅して、家で遊ばせる。これがおすすめですね。
こどもが他の子のおもちゃを奪ってしまうのは、正直、仕方ないことです。
けど、1歳児には【一緒に遊ぶ】はなかなか難しいので、場所を変えてみるのはおすすめですよ。
この、場所を移動させるという方法は、0歳1歳などの言葉がまだ伝わりにくい子への注意喚起方法として、とても有効なものです☺☺
場所を変えるので、周りに迷惑もかけないですし、
こどもも、言葉はまだ通じてなくても、「これをしたら、場所移動になるんだな。」と少しずつ感じていきます。
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こども同士で上手く遊べるようになるのは3.4歳から。
発達心理学の内容になっていきますが、こどもの遊びには、発達段階があります。
①感覚遊び
おもちゃを噛んだり、投げたりという、五感をしっかり使ってるけど、本来の遊びより本能的な遊びをすること。(0歳1歳ごろ)
②模倣遊び
ぬいぐるみを本物の犬として「ワンワン」と遊べたり、おままごとなどのこと。
③構成遊び
2歳以降に、自分のイメージで絵を描いたり、作品を作れること
④ルール遊び
友達とレンジャーごっこ遊びや、鬼ごっこなどのルールで遊ぶこと。
で、友達と遊べるようになるのは、3歳、4歳ごろから。
0歳、1歳、2歳は、自分の興味の方向にそのまま突き進むので、
なかなか、誰かにおもちゃを譲ったり、
友達が遊んでる、自分も遊びたいおもちゃを我慢するのは、できない子は多いです。💧💦
こどもの性格はそれぞれだし、おもちゃの譲り合いが会話で出来るようになるのは4歳頃から。
こどもの性格って、ほんとうにそれぞれなんですよねぇ。
例えば、私は、おもちゃは取られたら、その場で落ち込んで、別のおもちゃで遊ぶタイプでした。
けど、友達が遊んでるおもちゃが気になれば、どんどん奪っていく子はいますね。
(そして、私の幼少期は奪われる側 笑)
で、話し合いなどで、こども同士がおもちゃの譲り合いをしたり、一緒に遊べるのは3歳4歳頃からです。
4歳でも、おもちゃを奪う子は奪いますけどね🤣
そういえば、1980年代後半生まれの私も、幼稚園でセーラームーンごっこが流行ってたけど、
本当は私もヴィーナスの役がしたいのに、ヴィーナスの子がぜんぜん譲ってくれなくて、いつも余り物のセーラームーン役だったりしたなぁ。笑
(主役なのにセーラームーンは余ってる。笑)